XPERIA1の後継機、デザイン判明も2019年と思えないダサさ。ソニーがトレンドに逆行するのはなぜか。

「Xperia 1 SO-03L」で浜辺美波と長谷川博己へのメッセージ動画を撮影する星野源、新田真剣佑。

SONYの新機種、XPERIA 1を使用する星野源新田真剣佑

出典:音楽ナタリー

 5月になってaudocomoなどのキャリアが夏モデルの端末の発表会を行っている。そこでは様々な注目機種が発表されている。個人的に購入を検討しているのはdocomoGoogleのミドルレンジであるPixel 3aである。Pixel 3aの良さについてはこちらにまとめたのでよかったら見ていただきたい。

 そんな中、特に注目されているのが前機種のXPERIA XZ3からデザインを刷新したSONYXPERIA 1ではないだろうか。4K有機ELディスプレイXPERIA史上初のトリプルレンズカメラ、21:9のシネマワイドディスプレイ搭載など注目すべきポイントは多い。これまで人気のなかった重く厚かったデザインからZシリーズのころに採用されていた一枚板のような角ばったデザインを再び採用。これにはSONYファンも満足なようだ。

 しかし、audocomoからXPERIA 1よりも安い値段で発売されるGALAXY S10やHUAWEI P30 Proのほうがバッテリー容量やカメラのクオリティー、メモリなどの観点から魅力的なのが事実うけわたしてである。

 SONYスマホ事業は年々衰退しており、東南アジアや中東といった地域から撤退。安全と思われていた日本での人気も危うく、Android販売台数一位の座をシャープにうけわたしてしまった。

 待望のXPERIA 1が出たとしても状況は変わらないのではないか、という見方も多い。私の見解はこちらに載せていただく。

 

 さて、そんなXPERIA 1の発売は6月中旬なのにも関わらず、世界的に有名なリーカーがXPERIA 1の後継機であるXPERIA 2(という名称になるかはまだ不明)のデザインを公開したのでまとめたいと思う。

 

変わったのはカメラの位置のみ?

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出典:[Exclusive] First Glimpse Of Sony Xperia 2: 5K Images & Video | CashKaro Blog

  これを見て、「え、XPERIA 1から何が変わったの!?カメラの位置くらいじゃない!?」と思った方も多いのではないだろうか。確かに、見た感じでは変化はそのくらいのような気がする。指紋の側面認証も、カメラや音量などのボタンの配置やベゼルの太さなど、全く変わっていないように見える。

 この機種は秋に発表されるとみられていて、ディスプレイサイズが6.1インチとXPERIA1から若干小さくなるコンパクトモデル(?)として発売されるとみられている。

 こんだけデザイン変わらないんだったら、メモリやストレージの容量、カメラの画質などで進化したポイントを期待したいが、期待できないのが事実だ。

 

 ソニーは半年に一回新機種を発表するがいつも味気ないものばかりだった。なんせ前回の機種との代り映えがないからだ

人かったのはXPERIA Z2からXPERIA XZ1まで。約三年の期間、SONYスマホのデザインは全く変わらなかったといっても過言ではない。他メーカーが発表会ごとに刷新したデザインを披露する中、ソニーだけが味気ないものになっていた。

トレンドを追求しないソニー

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出典: [Exclusive] First Glimpse Of Sony Xperia 2: 5K Images & Video | CashKaro Blog

  今は各スマホメーカーが本体前面における画面占有率を拡大しようと躍起になっている。サムスンはディスプレイにまるで穴をあけたかのようなパンチホールデザインでセルフィーカメラを搭載するなど各メーカーは工夫を凝らしている。これから発売されるスマホはほとんどがベゼルのないスマホを発表するといっても過言ではない。

 ソニーは従来からのっちすたいるに否定的ではあった。ノッチスタイルはソニーの求めるエンターテイメントとは反するデザインだからだ。だからソニーはベゼルを消さない。変なこだわりである。トレンドから遅れ続けているのに、まだトレンドに乗ろうとしていないのだ。

ホールパンチデザインを実現したGALAXY S10 Plus

出典:NOTEBOOKCHECK 

  ソニーは、大衆に向けてスマホを売り込んでいないのは感じられる。しかしそれでいいのだろうか。ソニースマホを買い続けてくれる客がいなくなったら、ソニースマホ事業はつぶれてしまう。変なこだわりを持ち続けるよりも、確実に売れる製品を作り続けるほうがいいのではないだろうか。

 そう思うので、今回判明したデザインは代り映えしてなくて残念だった。これがいい意味で裏切られることを望んでいる。

 

以上。

 

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