XPERIA 1はソニーの救世主になるのか真面目に考える

こんにちは!そうたです!皆さんはどのスマホを使っているでしょうか。日本だと若者を中心に多くの人はApple社のiPhoneを使っているのではないでしょうか。でもたまに街中で見かけるのがSONYXPERIA(エクスペリア)という機種です。読者様の中にもXPERIAを使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。先日、ソニー本社にて新型となる『XPERIA 1』が発表されました。実は今XPERIAはかなりの背水の陣。売り上げの減少が止まらずソニーのモバイル事業撤退も噂されてきました。このXPERIA 1がそんなソニーの救世主になるのか、真面目に考えていきたいと思います。

ソニーモバイル期待の星、XPERIA 1。

 

 こちらが公式のXPERIA 1紹介ビデオ。その特徴はなんといっても世界初の縦横比21:9のシネマワイドディスプレイといってもいいでしょう。この比率、実は多くの映画に採用されている比率で映画視聴時の没入感を高めるためにこの比率を採用したそう。また、この独特の縦長ディスプレイによって複数のアプリを一度に立ち上げて操作できるマルチタスキングもしやすくなりました。

 そしてカメラはXPERRIA初のトリプルレンズ。スマートフォンでは世界初の瞳オートフォーカス機能がついており、常に人物の瞳にピントを合わせることができるため、ぶれない写真を撮ることができます。

 主なスペックはRAM6GBのROM128GB、CPUはSnapdragon855、OSはAndroid 9 pieでバッテリー容量は3330mAh。そして注目のシネマワイドディスプレイの解像度は3840x1644で4Kとなる。

う~ん。どうなんだろう(笑)

 21:9のシネマワイドディスプレイの採用はソニーらしくていいなと思うしトリプルレンズカメラの採用もようやく他社強豪メーカーに追い付いてきたなという感じはある。でもRAM6GB、バッテリー容量3330mAhというのがちょっと頂けない。

 今の時代、フラッグシップモデルなら8GB、又は12積んでいるモデルもある。RAM6GBなんて低価格な中華スマホがみんな積んでいる。iPhoneばかりに興味がある日本市場ではあまりばれない事実かもしれないが、世界で戦いたいのなら、もう少し頑張っていてもよかったんじゃないかと思いますねぇ。バッテリーは4Kディスプレイなのに電池持ちが大丈夫なのかというところが一番心配なところ。

 あとワイヤレスチャージ機能がついてないらしい。まぁつけたらXZシリーズみたいにぶっとくなっちゃうんだろうけどねぇ~(笑)

ソニーモバイルは今絶不調

「苦渋の色を浮かべる会社員」[モデル:段田隼人]

 ところで今ソニーモバイルはソニーの好調の足を引っ張っており絶賛赤字中です。この記事がうまくまとめてくれてます↓。

japanese.engadget.com

ソニーが2018年に発表したXPERIA XZ2とXPERIA XZ3はその醜いデザインからソニーモバイルの赤字を一気に加速させてしまいました。

特にひどいデザインだった4Kディスプレイ搭載のXPERIA XZ2 Premium↓

 

 とにかく分厚くてソニーファンからはランチパックとして揶揄されました。そんなソニーファンたちが望んでいたのはXPERIA XZ1まで続いていたXPERIAを象徴するともいえる。板のような平らなデザイン。オムニバランスデザインといわれ、このデザインが採用されていたZシリーズのXPERIAは全盛期だったとも言えます。

 XPERIAシリーズの全盛期を象徴するXPERIA Z2↓

 

 

 そしてやっとXPERIA 1でその平らな板のようなデザイン(オムニバランスデザイン?)が帰ってきたのです。ソニーファンは歓喜したでしょう。これでXPERIAシリーズ復活となるのでしょうか…!?

XPERIA 1はソニーの救世主になるのか

 さて、XPERIA 1がソニーの救世主になるのかですが、私の意見を述べさせていただきます。

 私が思うにXPERIA 1は以前のXZ2、XZ3よりはいい売り上げを記録してくれるでしょう。しかし、救世主とまではいかないと思います。

 XPERIA 1を国内のソニーファンは買いたいと思うでしょう。そして買うでしょう。しかし海外の人々はこのような中途半端なスペックのスマートフォンを高いお金を出して買うでしょうか。XPERIA 1を買うのではなくコストパフォーマンスに優れた中華スマホや他社のミドルレンジモデルを買うでしょう。

 私はあまりスマホのトレンドに乗っかれているほうではないと思うのですが、ある格安スマホ会社のパンフレットを見たときにびっくりしましたなぜならコストパフォーマンスに優れた中華スマホがたくさんそのパンフレットに載っていたからです。実際、ソニーが国内でケータイを販売しているのはほぼドコモ、ausoftbankの三社のみからです。国内でもケータイを販売する場が少ないのですから、SONYは日本国内でも過酷な状態にあるわけです。

まとめ

「白黒つけられない優柔不断なスマホユーザー」[モデル:大川竜弥]

 と、いうわけでXPERIA 1はソニーの救世主にならないというのが私の考えです。少々ソニーをディスったようになってしまいましたが、決してソニーを嫌っているわけではありません。どちらかというとソニーが好きですし応援しています。でも、XPERIAの復活にはもっと革新的な何かが必要なのは事実です。

 XPERIAの復活を心より願っております。(笑)

 

 

以上。