巨人の上原浩治が引退。プロ野球から天才がまた一人消える…。

出典:Dokujo News 

 衝撃だ。

 読売ジャイアンツ上原浩治選手が引退するというのだ。今日(2019年5月20日)にも会見を行う予定らしく、シーズン中にも関わらず驚きの知らせである。

 

 プロ野球のみならずメジャーにおいても第一線で活躍してきた上原。イチローに引き続き日本を代表する素晴らしい野球選手が引退してしまうのは本当に悲しいことである。

上原浩治という天才

  彼の登場は衝撃的だった。一年目の99年から20勝を挙げてしまうというモンスターぶり。翌年から怪我に見舞われるなどして思うような活躍ができなかったが、2002年に完全復帰し2009年にはメジャーへ飛び立った。
 オリオールズ、レンジャーズ、レッドソックスカブスと渡った後に2018年に日本プロ野球への電撃復帰で話題となった。日本プロ野球復帰後も快進撃は続き、世界で二人目の日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成。
 現在は二軍での調整が続いていたが、球威を戻すことができず、引退に踏み切ったという。

 

プロ野球から天才がまた消えたなぁ

出典:ENDIA 

  上原浩治選手の引退で思い出されたのはイチロー選手の引退である。マリナーズの試合が日本で行われたため引退の試合は日本中が見入ったことだろう。彼は最後の最後の瞬間まで期待されたヒットこそ打たなかったが、レーザービームなどプレー一つ一つで日本の野球ファンを沸かした。まさにレジェンドといえるオーラがあった。

 それに対し上原選手はシーズン中の突然の引退。公式戦で戦う姿がもう一度見たかった!というファンの方には少しつらい知らせかもしれない。

 

それでも野球業界、盛り上がってくれよぉ。頼むよぉ

 相次ぐ野球界のスーパースターの引退。野球界にまた悲しいニュースが飛び込む形となった。

 そして日本のプロ野球、若手でも有望な選手はメジャーリーグに飛び立つという流れがある。大谷翔平菊池雄星などもそのうちである。いい選手はメジャーリーグに行く、というのは日本人としても誇らしく、また選手にとっても良い経験になりまた小さいころからの夢をかなえるという面で最高のことである。

 その一方で、日本のプロ野球界から良い選手が消えるということでもある。ニュースや新聞などでメジャーリーグで活躍している選手の近況や成績などについて知ることができるが、やはり日本でプレーしていないと何か遠く感じてしまうのである。

 

欲を言えばWBC、オリンピックで日本人メジャーリーガーが活躍してほしい!

 日本代表として2009年WBCで投げるダルビッシュ(AP=共同)

出典:Shikoku News 

  WBCやオリンピックといった野球の国際大会には日本人メジャーリーガーがあまり参加しないというのが最近の流れだ。メジャーリーグのシーズンへの影響が懸念されるからだ。2009年のWBCではイチロー選手やダルビッシュ選手などのメジャーリーガーが集結し、見事世界一に輝いた。

 一人の野球ファンとして、やはり日本の誇るメジャーリーガーとプロ野球選手が同じチームになって世界と戦う姿というのは見てみたいものである。

 上原選手の引退、若手有望選手のメジャー進出で少し寂しくなってしまう日本のプロ野球業界ではあるが、このような国際大会ではメジャーの選手が日の丸を背負って戦う姿をたくさん見たいというのが私の本音である。

 

野球を盛り上げるために、野球を見に行こう!

出典:Tokyo Dome City

 相次ぐスターの引退と若手のメジャー進出で少し寂しくなった日本のプロ野球だが、そんなことは言ってられない。寂しくなった分はファンが盛り上げて日本のプロ野球業界を厚くさせていかなければならない。

 なんせいよいよ来月(2019年6月)の4日から日本生命セ・パ交流戦が始まるからである。メジャーリーガーとプロ野球選手の融合、というのはWBCやオリンピックで楽しむことにして、まずはセ・リーグパ・リーグの融合を見ようではないか。

 パ・リーグは2位以下の大混戦、セ・リーグは全チームの大混戦といっても過言ではないだろう(じゃあパ・リーグも全チームの大混戦かも)。

 まだプロ野球ファンではないというそこのあなた!まずはどのチームのファンになれとは言わないから一度球場へ足を運んでみてほしい。選手の一つ一つの洗練されたプレー、ファンの熱い応援、そしてデカい球場。すべてに魅了されるぞ。

 日本生命セ・パ交流戦についてはこちらから

 

 

以上、一プロ野球ファンの壮絶な独り言でした!

 

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